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青潟大学附属シリーズ◆第五シーズン 高校編
立村上総・清坂美里・羽飛貴史 高校一年の出来事
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10/29 第四シーズン「霜柱立つ日まで」28更新 04/10 第五シーズン「深を射す」46完結 青潟大学附属高校にエレベーター入学した者、外部入学した者。 それぞれの想いは違えども、また新しい出会いと胸ときめかせる者もいれば、 全く異なる価値観の中で戸惑いを隠せぬ者もいる。 関崎乙彦は三年ごしの念願をかなえ、青大附属高校に入学した。 経済観念や価値観など、内部生の言動に戸惑うことも多い一方で、自分の正しいと思うことを貫くことにより、少しずつ受け入れられていく。 外部生の世話役として任命された藤沖勲を始め、たくさんの人に支えられつつ充実した高校生活を送る乙彦だが、かつてまっすぐすぎてぶつかりあった過去を思い出すにつけ、内部生たちから暖かく迎え入れられていることに驚きを隠せない。 一方、委員会活動からすべて手を引く決意をし、ひっそり野に下りた立村上総。 英語科で静かに過ごすことを望んでいる上総だが、積極的に友情を求めてくる乙彦や、なぜか懐いてくる中学生徒会副会長の霧島真、またトラブルに巻き込まれた美里や梨南のことなども絡んで、なかなか思うようにいかない。 いやおうなしに上総も、表舞台に引きずられるはめになりそうで……。 新しい環境の中でそれぞれの新規巻きなおし友情再確認の日々が始まる。 ◆青潟大学附属高校一年A組 ・関崎乙彦 水鳥中学から難関を潜り抜けて入学した外部生。中学時代は生徒会副会長。正義感強くひたむきで、どこか不器用ながらも憎めない性格。内部生特有の価値観や金銭感覚に馴染めず苦労するが、少しずつ真っ直ぐな気持ちをぶつけていき自分の足場を作ってゆく。恋愛には疎く、向けられる女子たちの想いに戸惑う日々。中学時代片思いしていた水野五月への気持ちと同時に育っていく、同じ外部生の静内菜種との友情に……。 ・立村上総 繊細過ぎて人のことばかり考えてしまい、自分のことを後回しにしてしまう性格。青潟大学附属中学時代は評議委員長を務めたこともあり、乙彦とは親しい間柄だった。しかし入学後は委員会関係のすべてから降りて、控えめな立場にいる。美里とは中学時代交際していたが、今はよき親友として繋がっている。密かに乙彦のことを気に掛けて、内部と外部の溝を埋めるように動いてはいるのだが……杉本梨南をこよなく可愛がっているのは今まで通り。 ・藤沖勲 青大附中時代は生徒会長を勤める。現在は評議委員。武骨で応援団結成のため、少しずつ準備を進めている硬派野郎。外部生の乙彦を世話する役として任命され、それ以来の親友。女子に対しては差別的態度を取っているように見えるが、能力があれば性差で差別はしない主義。 ・片岡司 青潟の一流企業「迷路道」の御曹司。ぽよんとした素直な性格は相変わらずで、乙彦に懐いてくる。中学時代に起こしたとある事件がきっかけで、女子たちからは無視されている。西月小春を大切に想っている。 ・古川こずえ 中学時代からの「下ネタ女王」ぶりは健在。図書局所属・かつ評議委員。クラスメートたちの悩みやごたごたを色々面倒みているためか、自分の恋には進展が見られず。男子女子問わずよき相談相手。 ◆青潟大学附属高校一年B組 ・清坂美里 規律委員。中学時代はまっすぐな気性とつっぱしってしまう行動力とが相まって人気者だったが、高校に入ってからは女子たちといざこざが絶えない。特に、外部生・静内菜種を応援するグループとはそりが合わず、最近は男子たちともかみ合わないことが多くなってきている。心の支えは大親友の貴史と、かつての交際相手でかつ今は弟のような存在の上総、またこずえなどの元3Dメンバー。乙彦に心惹かれるものを感じているが……。 ・静内菜種 難関を乗り越え入学してきた外部生のひとり。長い髪をさっぱりたばねるだけの、飾らない雰囲気だが、外見は特に印象深く残るものがない。同じ外部生である乙彦、時也と「外部生コンビ」を無意識ながら結成し、いつも行動をともにすることが多い。クラスではなぜか評議委員を押し付けられるはめになり戸惑っている。同時につっかかってくる清坂美里とどうつきあっていけばいいかわからず、混乱も感じている。乙彦には密かに……。 ・東堂昇 中学時代は保健委員。南雲と親友。わりとさばけた性格で、彼女は中学三年の桜井愛子。不良娘だった愛子を更生させるために日々努力している。最初は美里と規律委員会でうまくやっていたのだが、愛子の件で口出しされてからはどことなく険悪な関係になっている。その影響がB組のクラスメートにも影響してはいるのだが……。 ◆青潟大学附属高校一年C組 ・羽飛貴史 評議委員をとうとう務めるはめになる。美術部とバスケ部を現在兼部中。お気楽な単純坊主のところは変わっていないのだが、上総を少しずつ理解することによって思いやり深い性格にいつのまにか育っていた。トラブルに見舞われるようになった美里のことが密かに気に掛かっている。 ・南雲秋世 中学に引き続いて規律委員に選ばれた、アイドルルックスの学内人気者ナンバーワン。軽くいいかげんなように見える。家庭的に複雑なものを負っていて、現在は近くの学生下宿に住んでいる。上総を理解する数少ない存在であり、貴史とは以前にもまして険悪。東堂とは大親友。 ・天羽忠文 中学時代は上総の後を引き受ける形で評議委員長に任命されたが、今は体育委員。おちゃらけお笑い大好き性格なのだが、現在の内部進学者を巡る動きに面白くないものを感じ、少しずつクーデター計画を立てている様子。近江紡とは相変わらずお付き合い続行中。 ・難波利武 今は音楽委員。天羽と同じく現在内部生が虐げられている(?)ことに不満を抱いている。シャーロキアンは相変わらずで、霧島ゆいのことを陰で見守りつづけている。時折行動も起こしている。 ・更科基 現在は美化委員。特に不満はなく相変わらずチワワ風の子犬っぽい雰囲気をかもし出している。年上の女性との交際については順調らしいが、仔細は不明。 ・轟琴音 外見に対して強いコンプレックスを持っている。現在は評議委員。貧困のためさまざまな手段でもって学費を稼いでいるが、ある事件から予定が狂ってしまう。天羽たちに支えられ、男子たちの知恵袋として活躍している。いわば天羽たちの怒りのきっかけをこしらえた存在とも言える。上総のことを密かに想いつづけている。 ◆青潟大学附属高校一年D組 ・名倉時也 奈良岡彰子を守るために猛勉強して入学した外部生。(ただし彰子は外部高校へ進学)。乙彦、菜種と三人で「外部生コンビ」を結成し行動を共にすることが多い。無口で不器用そうに見えるが、一途に彰子を想う。菜種の恋の相談相手だが、乙彦には誤解されることも多い。 夏木宗との友情は続いている。 ◆青潟大学附属中学三年B組 ・杉本梨南 男子に嫌われるさまは相変わらずだが、現在はB組に戻され、針のむしろに座るような日々。しかし乙彦への想いを胸に、相変わらず強気に努力する才媛。はるみからは同情しかもらえず憤るが、今は不良娘桜田愛子と行動を共にし、おもしろがられつつ自分の主義を貫いている。上総の深い想いを受け入れつつも、気持ちはやはり乙彦一筋。 ・佐賀はるみ 青大附中生徒会長。健吾のサポートをすでに必要とせず、学校内からも高い評価を受けている。外見のはかなげな愛らしさゆえに、男子たちからは「守らねば」という風に見られている。しかし生徒会方針としてはかつてないほど独裁に近いものがある。健吾の陰で、雅弘とも繋がっているのだが……。 ・新井林健吾 評議委員長。文武両道、正々堂々主義。生徒会長となったはるみを一緒に支えているつもりだが、実は手玉に取られていることに気付いていない。はるみの浮気についても、うすうす感じてはいるのだが、あえて知らん顔をしていて……。 ◆青潟大学附属中学三年C組 ・桜田愛子 中学時代から道を踏み外した日々を送っていて、中学生売春を行っていたという噂もある。東堂に惚れられていて更生させられようとしている。杉本梨南とは三年に入ってから親しくなり、風変わりな梨南の言動をおもしろがりつつ友情を深めている。 ◆水鳥中学卒関係者 ・佐川雅弘 現在青潟工業高校へ進学。どんぐり眼の弟っぽい雰囲気は変わっていないのだが、天才参謀の知恵は、現在はるみにのみ与えられている。中学時代は水野五月と付き合っていたのだが、卒業と同時に別れた。兄貴分の乙彦にはまだ、はるみとの関係を気付かれていない。 ・水野五月 公立高校受験に失敗し巷では底辺高校と呼ばれている可南女子高校に進学、与えられた場所でしっかり努力を続けている。雅弘と付き合っていたが卒業と同時に別れる。 ・総田幸信 中学時代は生徒会副会長で、乙彦といがみあっていた。公立・青潟東高校に入学。卒業間際に乙彦と和解が成立したらしい。 |
青立狩 高一・一学期 1450枚 完結 pr1/2 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/ 11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/ 21/22/23/24/25/26/27/28/29/30 31/32/33/34/35/36/37/38/39/40/ 41/42/43/44/45/46/47/48/49/50/ 51/52/53/54/55/56/57/58/59/ 高校一年、一学期。 関崎乙彦の物語 三年遅れの念願を果たした関崎乙彦は、青大附高へついに足を踏み入れる。 自分にとってひとつの劣等感を払拭したつもりではいたが、経済観念を始めとした価値観の違いに戸惑い、時には怒りを覚える。その一方で変わらぬ自分の「まっすぐな生き方」を貫きつつ、乙彦は少しずつ青潟大学附属高校において、確固たる足場を築いていく。 新しい親友との出会いと再会。複雑な人間関係を粒さに見つめつつ、乙彦はやるべきこと、なすべきことをひとつずつ見出していく。 →完結時にいただいたご感想一覧(ネタばれ有) 深を射す 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/31/32/33/34/35/36/37/38/39/40/41/42/43/44/45/46/ 高校一年、初夏。立村上総の物語 青大附属高校英語科に進学し、委員会活動にも一切かかわらず、「野に下りた」平穏な日々を送る上総。自分らしい生活ではあるけれども、少しずつ中学時代とは違った別の感情が芽生え始めているのに戸惑ってもいる。まだ、その感情に名前をつけることはできないけれど。 中学の修学旅行で起きた、下級生女子たちのトラブル。 濡れ衣を着せられようとする杉本梨南。 ひとつの出来事をきっかけに、上総はふたたび、心の妹ともいえる杉本梨南を守るべく行動を開始する。委員会にも、ましてや生徒会にも関わることなく過ごしたいと願う上総もやがて、いやおうなしに次の階段を昇ることになりそうで……。 |