青潟大学附属シリーズ


青潟大学附属シリーズ◆登場人物紹介一覧


清坂美里・立村上総・羽飛貴史の学年(青潟大学附属中学1〜3年D組)が時系列の基準です
主人公作品(短編のぞく)は各登場人物欄下部にリンクが張ってあります。



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◆男子登場人物
立村 上総(りつむら かずさ)
青潟大学附属中学一〜三年D組評議委員。繊細すぎて人の心を気遣いすぎてしまう性格。
穏やかで無口そうに見えるが、隠している気性は激しい。
文化系科目、特に語学関係の能力は水準以上だが、数学が極端に苦手。
華奢な雰囲気。気品のある顔立ちという人もいれば、「なよなよしていて不細工」とも噂されている。小学校時代いろいろあった関係で、いまだに人へ心を許していない。
羽飛貴史、清坂美里とは入学式以来のなかよし同士。
恋愛感情にはまだ疎いらしい……。
長編/水無月の夕立/葉月の流星/ふたいろの幕がおりるまで/冬至の十字星/ほたるたちの合言葉/寒明け前/深を射す
短・中編/少年の目覚めの事情/涼月慕情/中秋のうさぎ/師と少女のはしる月/
・「みどり色の四季だより」7/13/17/34/38/42
08/10/07現在いただいたコメント集
羽飛 貴史(はとば たかし)
青潟大学附属中学一〜三年D組。
清坂美里とは幼い頃から、誰よりも深いつながりを持っている。
単なるなかよしとは言い切れないが、恋愛感情ともまた違う。
お互い分かり合える最高の関係だと本人は思っている。
結構お調子ものっぽく見える一方で、人への思いやりも兼ね備えている性格。
立村上総とは中学入学式で意気投合するが、どこか一線を引かれているような気がしないでもなく……。清坂美里と立村上総とをなんとかしてくっつけようと、努力している現在。
長編/白鳥のみずうみへ、いざ/ほたるたちの合言葉/ふたいろの幕がおりるまで/霜柱立つ日まで/
短・中編/葉月の流星サービストラック 宿泊研修二日目夜・羽飛貴史の場合/
「みどり色の四季だより」27

南雲 秋世(なぐも しゅうせい)
青潟大学附属中学一〜三年D組規律委員。
見た目はいかにもアイドル歌手っぽい軽そうな雰囲気。実際、女子には人気あり。
しかし、意外と生真面目でひたむきな一面を隠している。
立村上総のことを唯一「りっちゃん」と呼ぶ。 奈良岡彰子に現在ベタぼれ。激しくアタックの真っ最中。
長編/星まつり/
短・中編/南雲秋世のインストロメンタル/冬至の十字星サービストラック/
「みどり色の四季だより」26/28
本条 里希(ほんじょう さとき)
青潟大学附属中学一〜三年A組評議委員長。
現在ふたまたかけて女子と付き合っているという、別名「青大附中の女ったらし」。
しかしやることは真面目で学年トップの成績。
後輩に対しての面倒見は大変よく、絶大な人気を誇っている。
なついてくる後輩の立村上総のことを、心から可愛がっている。
はっきりした顔立ちで舞台俳優向けかもとの噂あり……。
短・中編/あにおとうと/氷上でメリークリスマス!/
「みどり色の四季だより」6
新井林健吾(にいばやし けんご)
青潟大学附属中学一年〜三年B組評議委員。
バスケ部所属。運動能力、知力、すべてにおいてぬきんでている感情のめりはりはっきりした、まっすぐな性格。
しかし、幼なじみの佐賀はるみをいじめつづけていた杉本梨南に対してのみ、激しい憎悪を燃やしている。
七年間はるみをめぐる激しい戦いが繰り広げられている。はるみへの想いは隠すことのできないほど熱く燃えている
はるみを守るためにはいかなる手段をも選ばない。
その一方で、自分が悪いと気付いたら、素直に反省するだけの大人っぽい部分も兼ね備えている。
先輩の立村上総とは現在、天敵の仲。
長編/暁紅を待て/
「みどり色の四季だより」19/
天羽 忠文(あもう ただふみ) 青潟大学附属中学一〜三年A組評議委員。
おちゃらけ好きでかつ関西系のギャグがやたらと好き。人当たりもいい奴。
相棒だった西月小春とは公認のカップルと評されており、二年の評議委員会ビデオ演劇では「奇岩城」でルパンとレイモンドを演じることになるくらいだった。
しかし、二年の冬にその関係が崩れ、現在険悪な状態が続く。
今は近江紡にひたすらアプローチ中。
「みどり色の四季だより」11/
片岡 司(かたおか つかさ)
青潟大学附属中学二年A組。
高級婦人服ブランドチェーン店「迷路道」社長の一人息子。少しあくがある感じの無口な少年。成績、運動、劣っているわけではないのだが、一年六月に起こしたある事件から同級生たちからは総すかんを買っている。
ひそかに西月小春のことを想っているのだが、その罪の重さに何もできずジレンマを感じている。
金持ちのぼんぼんと陰口叩かれているが本人には、自分が特別裕福という自覚が全くない。
家庭の教育方針により田舎町で育ったこともあり、素直でひたむきな部分を持っている。
長編/藤棚へつづく路
「みどり色の四季だより」2/3/
難波 利武(なんば としたけ)
青潟大学附属中学三年B組評議委員。
自称「青大附中のシャーロック・ホームズ」。
シャーロック・ホームズをこよなく尊敬している。理屈っぽい性格だがひそかに女性アイドルグループ「日本少女宮」の追っかけをやっていたりもする。
短・中編/せっけんの香りがする/すくいあげた残像/
「みどり色の四季だより」 8/
更科 基(さらしな もとい)
青潟大学附属中学三年C組評議委員。
幼顔で人に取り入るのが結構得意な性格。そのくせ言うことやることは結構する、見た目よりも怖い性格かもしれない。
保健の都築先生にお熱で、修学旅行中のアタックを試みたい様子でもある。
結城 穂積(ゆうき ほずみ)
青潟大学附属高校二年。
青大附中時代に、部活動代わりの評議委員会を打ち立て、一種の「演劇部」化し、「委員会部活動」を促進した伝説の評議委員長。
当時、問題児だった後輩の本条里希を自分の配下に置き猛烈な活動を行ったことはすでに伝説。
「日本少女宮」の大ファンかつ熱烈なおっかけで、彼の部屋には大量のポスターとプレミアムグッズが並んでいる。
藤沖 勲(ふじおき いさお)
青潟大学附属中学二〜三年B組生徒会長
応援団設立を夢見て活動してきたがいつのまにか生徒会長に選ばれてしまった、典型的硬派。男尊女卑の扱いをしていると囁かれているが、力がある者には男女差別なく接する。まっすぐな性格で嘘や裏切りを憎む性格。
「みどり色の四季だより」39/
霧島 真(きりしま まこと)
青潟大学附属シリーズ中学一年〜三年B組
生徒会副会長
霧島呉服店の長男で、霧島ゆいの弟にあたる。見た目良家のお坊ちゃん風美少年でかつ成績優秀。しかし性格はきつく、能力のない人間を徹底して見下す。その一方でいったん懐いたら最後、とことんくっついていくといった一面も持ち合わせている。姉のゆいを、家庭事情もあって深く軽蔑し憎んでいる。
「みどり色の四季だより」43/
佐川 雅弘(さがわ まさひろ) 水鳥中学二年三組。学習委員。
見た目は幼く見えるが、実は天才的参謀素質を備えている。
親友の関崎乙彦とは小さい頃からの付き合いだが、中学に入って以来だんだん乙彦の弱い部分が眼につく。
乙彦が生徒会に入ってからというものの、ライバルたる総田幸信と懇意になり、影の策略を編み出していくようになる。
クラスメートの水野五月には想いを寄せられているのだが、いかんせん乙彦の片想い相手であることを知っていてなかなか頭が痛いこの頃。恋にはうとい、というよりも関心まったくなし。

長編/紅炎があかるすぎる/葉牡丹の花/
「みどり色の四季だより」21/
関崎 乙彦(せきざき おとひこ)
水鳥中学二年四組。生徒会副会長。
元陸上部のステイヤー。成績優秀、真面目で融通が利かない性格だが、実はひたむきで純情。
佐川雅弘とは幼い頃からの親友で、弟のような扱いをしてきた。
だが、生徒会に入ってからはライバルの副会長・総田幸信との対立もからみ、学内からの評価もがた落ち。それでもただがむしゃらにぶつかっていく単細胞な部分もあり。
その一方で、水野五月へひそかな思いを寄せている。
周りにはばればれだが、自分はしっかりポーカーフェイスを保っていると信じ込んでいるおめでたいところもある。
長編/青立狩 高一・一学期/
短・中編/かたい雪球の届く場所/

総田 幸信(そうだ ゆきのぶ)
水鳥中学二年生徒会副会長。
見た目は軽く見えるが実は結構真面目でもある。
関崎乙彦とは生徒会で顔を合わせて以来の犬猿の仲。女子に人気絶大。その一方で会計の川上寿々とはいろいろあるらしいが……
佐川雅弘の天才参謀的性格をいち早く見抜き、共同戦略をとっているこの頃。成績は乙彦についで万年二位。
短・中編/学校祭三日目座談会後・総田幸信のささやかな休息
夏木 宗(なつき そう)
公立中学一年〜三年。奈良岡彰子のファンクラブ会長(自称)
父は政治結社の活動家ということもあり大人たちからは色眼鏡で見られてきたが、性格は明るく男前。彰子の父が中学の担任ということもあり彰子とは小学時代からの仲良し。家族ぐるみの付き合いをしている。周囲にも彰子命を明言している。子分の名倉時也をひっつれて、彰子を守るため日々戦っている今日この頃。

名倉 時也(なくら ときや)
公立中学一年〜三年。夏木宗の子分でかつ、奈良岡彰子の崇拝者。
小学時代から仲良しだった彰子のことが大好きだが、無口で口には出さない。鼻の病気でティッシュが欠かせない生活。ぼーっとしているように見えるが成績は意外にもよい。同じく奈良岡先生(彰子の父)が担任している生徒のひとり。
菱本 守(ひしもと まもる) 現在一年〜三年D組を担任。社会科。二十代後半。
熱血教師として、日々生徒たちのことを思い燃えている。
しかしそれが立村上総には疎ましく思われてしまうらしく、対立はしょっちゅう。
他の担任生徒たちからはそれほどいやがられてないし、立村以外からは人気あり。
「菱本先生のクラスになりたい」と言う他クラスの生徒たちもかなり多い。
ちなみに独身。
「みどり色の四季だより」12
狩野皇人(かりの きみと)
現在一年〜三年A組を担当。数学科。二十代後半。
資産家および事情もちの生徒を中心の人員としたA組を担当するにあたり、きめこまやかな対処が保護者には定評あり。
性格的に物静かで、穏やかだが生徒たちからは物足りなさを感じられていたりもする。
数学関連に難を持つ立村上総に対しては、二年から数学担任という枠を越えて心身ともにサポートしてやる機会も多い。
三年からは、学内に新設された「E組」の担当も任せられており、日々忙しく胃薬が手放されない日々。
近江紡は義理の妹。妻・かの子とは夫婦円満らしい。
「みどり色の四季だより」9
立村 和也(りつむら かずや)
立村上総の父親にあたる。現在雑誌記者を務めている。
穏やかな性格。上総をしょっちゅうからかっては楽しんでいる。
しかし締めるところ見るところはしっかり押さえている様子。
元妻の沙名子には未練たらたらで、いつかは復縁したいと心に期するものがある。
「みどり色の四季だより」16/35
◆女子登場人物
清坂 美里(きよさか みさと)
青潟大学附属中学二年D組評議委員。
自分が正しいと思ったことを貫くのが正義だと信じている。
それが嵩じて回りから反発を買うこともあるが、自分に嘘をつかない姿勢が気に入られて、 青潟大学附属中学では人気あり。
ファッションやおしゃれが大好き。小学校の頃は長い髪だったが、中学に入ってからはショートに変えた。
幼なじみの羽飛貴史とは、お互いの気持ちが分かり合える一番の仲良し。 評議委員の相棒である立村上総にはひそかな想いを隠しているが……?
長編/少女の時ふるえる時間/めくれぬあとがき/ふたいろの幕がおりるまで/
短・中編/晴れ着とはっぴのごあいさつ/葉牡丹の花サービストラック2/
「みどり色の四季だより」14/23/31/32/33/
08/10/10現在清坂美里へのコメント集
奈良岡 彰子(ならおか しょうこ)
青潟大学附属中学二年D組保健委員。
決して美少女とは言い難い容貌の持ち主だけど、小学校時代は男子たちからの絶大な支持を受けていた。
今でも当時の同級生たち(もちろん男子たち)には慕われている。
とあるきっかけで南雲秋世に告白されてしまい、いろいろなことに巻き込まれてしまう。
性格的に鷹揚で楽天的。
「私の周りにいる人はみな、いい人ばっかりだもん」がモットー。
夢はお医者さんになること! 父は中学教師、母は眼科医。
長編/花散里の手帳
短・中編/夏休みデート中の南雲くんと彰子ちゃん
古川 こずえ(ふるかわ こずえ)
青潟大学附属中学二年D組図書局員。
清坂美里とは中学で知り合い、意気投合。現在は図書局に所属している。
元気一杯で明るい下ネタトークが得意。
いつも「弟」扱いをしている立村上総に下ネタをかましては凍らせるという、あまり趣味のいいとはいえない遊びをするのが好き。
羽飛貴史のことが大好きで一生懸命アプローチしているのだが、なかなか思うようにいかない。でもめげずに頑張るはりきり娘。
長編/ほたるたちの合言葉
中・短編/葉牡丹の花サービストラック1/
「みどり色の四季だより」36/
杉本 梨南(すぎもと りなん)
青潟大学附属中学一年B組評議委員。
女子には独特の言葉遣いおよび媚びない性格が大人気だが、 男子からは子どもの頃から蛇蠍のごとく嫌われてきた。
それゆえ「男子は敵」「男子は馬鹿ばかり」という偏った信念を持ちつづけてきた。
見た目はルノワールの絵画に描かれている少女の雰囲気。
評議委員会では同期の新井林健吾(にいばやしけんご)と激しくにらみ合い、 同時に先輩の立村上総に対してのみ「男子として唯一まとも」と判断を下している。 ただし、立村の顔が「不細工」という認識を持っている唯一の女子。
長編/柳條梢色づいて/
短・中編/一学期終業式終了後の梨南と立村先輩/葉牡丹の花サービストラック6//手鏡のむこうに/
佐賀 はるみ(さが はるみ)
青潟大学附属中学一年B組。
見た目から男子たちに「守ってあげたい!」と思わせるコケティッシュな魅力を持つ。髪型も丸く耳の上へお団子にするという、おしゃれさ。ただし女子たちからは総すかんを買い、現在クラスでは孤立中。
杉本梨南とは小学校時代から仲良しだったが、新井林健吾を巡る諍いにより、絶縁状態。
自分自身は梨南のことを「かわいそうだから守ってあげねば」と思っている。
新井林健吾には深く愛されていて、いわばお姫様と騎士のような関係。
長編/銀杏ぎんなん協奏曲/
短・中編/葉牡丹の花サービストラック3///ゆらぎの予感/

花森 なつめ(はなもり なつめ)
青潟大学附属中学一年B組。
ヤンキー調の不良少女。実は三味線の名手でもある。
杉本梨南とは入学当初から仲がよく、現在にいたるまでたったひとりの理解者。
立村上総とは以前から顔見知りだったが、梨南のことを通じてさらに繋がりが深くなっている様子。
渋谷 名美子(しぶや なみこ)
青潟大学附属中学一年〜三年D組。生徒会副会長
プライド高く、人を見下したような話し方をする女子で、佐賀はるみにとって初めて対等に接することのできた女子。髪型はヘアバンドでボブヘアをまとめている形。はるみのことは大変気に入っているが、小学時代からの「親友」である風見百合子を陰で罵倒している。気の強さもあって生徒会長の藤沖とはぶつかり合っているが……。
「みどり色の四季だより」37/41
風見 百合子(かざみ ゆりこ)
青潟大学附属中学一年〜三年C組
マシュマロカット(別名風鈴ヘアー)の脳天気娘。渋谷名美子とは小学校時代からの「親友」。特に委員会には関わっていないが、渋谷名美子および佐賀はるみを陰から支援している。密かに生徒会とも通じていて……。
「みどり色の四季だより」20/44
近江 紡(おうみ つむぎ)
青潟大学附属中学二年A組。
見た目はベリーショートのいわゆる「セシールカット」。ボーイッシュだが、姉に対してはめちゃくちゃ甘えんぼで、男子よりも女子の方が好き。
しかしクラスには全く関心がなく、唯一、担任の狩野先生に対してのみ、とある事情で敵意を燃やしている。
姉のことi以外では基本的に無気力っぽく見えるが、頭の切れ味は相当なもの。いわゆるクールビューティー。
長編/アルベルチーヌの春愁
西月 小春(にしづき こはる) 青潟大学附属中学二年A組評議委員。
面倒見のいい、少々八方美人のきらいがないわけでもないが、明るく元気で正義感強い少女だった。
杉本梨南を可愛がっている。天羽忠文とは自他ともに認める恋人同士だと思い込んでいたが、諸般の事情により覆され、なんとかして心をつなぎとめようと努力している最中。
短・中編/とかれない魔法/
「みどり色の四季だより」1
泉州 よし恵(せんしゅう よしえ)
青潟大学附属中学二年A組。
髪の毛ぼさぼさの身なり構わない大柄な少女だが、実はスーパーモデルなみのスタイルと美貌が隠されている。
父が青潟の警察幹部ということもあり、腕力は相当なもの。
西月小春の親友だが、どうも片岡司に関心があるらしくいろいろちょっかいを出している。
現在の本命はちなみに、司の家庭教師・桂清(かつら きよし)であるらしい。
短・中編/おいしいあられをいただく人へ/

霧島 ゆい(きりしま ゆい)
青潟大学附属中学三年C組評議委員。
見た目は童話のお姫様っぽく愛らしい外見。しかし気性は激しく、通称「C組のアマゾネス」と呼ばれているリーダー格。
女子たちにはやさしいが男子にはめっぽう気が強いところを見せている。
呉服屋の長女で、自分の求めている評価を家族から受けることができずにいる。
また学校での成績も、人一倍努力するのにワースト一位から抜け出すことができない。
B組評議の難波利武とは現在天敵同士だが……。
「みどり色の四季だより」25
轟 琴音(とどろき ことね)
青潟大学附属中学三年B組評議委員。
「出っ歯と飛び出た目」などの外見的コンプレックスを強く持っている。
女子に対しては卑屈な態度を取っているが、男子たちには「トドさん」と呼ばれこっそり仲良くつきあっている。
女子たちの優越感を満たすことで自分の居場所を確保しなくてはならないことを自覚している。
しかし、三年に入ってから心境の変化が起こったのか、少しずつ行動を起こし始め……。
「みどり色の四季だより」10/30
水野 五月(みずの さつき)
水鳥中学二年三組。生活委員。
雅弘曰く「はつかねずみのような」顔立ち。制服を決まりどおり着こなしてそれがピッタリにあっている珍しい女子。
性格も穏やかで大人しそうにみえる。雅弘に好意を持っているようだが、乙彦の想いにも気付いているらしい。
今のところ、三角関係はあいかわらず……。
川上 寿々(かわかみ すず)
水鳥中学二年生徒会会計。不良っぽいのか色っぽいのかよくわからない部分あり。
「教授」こと総田幸信に多大な関心を持っているらしいのだが、付き合っているとは言えない状態が続いている。
時辻 沙名子(ときつじ さなこ)
立村上総の実母で、現在は離婚して苗字がかわっている。しかし実際、父・和也とは日常的交流が続き、単に家を分けただけの結婚生活が続いているような状態。
二十歳で上総を産み、上総の中学合格を見届けた段階で「色気つきだしたら母親は息子から距離をおくべし」の主張でもって、夫・和也の懇願を振り切り離婚。
腹の据わった気性激しいキャリアウーマンのはしりといったタイプ。
日本伝統芸能関連に詳しく、現在は主に日本文化のプロデューサーのような仕事をしているらしい。しょっちゅうひとり息子の上総を手伝いに引っ張り出しこき使っている。
たまに家に戻るたび、上総と壮絶な口げんかを繰り広げるが百パーセント叩きのめし、結局元旦那の和也に宥められる結末を迎える。
ちなみに上総の顔立ちは父親似と言われているが、その瞳だけは沙名子に似ているといわれている。

殿池先生
青潟大学三年C組担任。四十代半ば。独身。
「アマゾネスC組」と呼ばれる女子優位のクラスを、何もしていないように見せてのんびりとまとめている。風水を始め少女めいたものが好きな性格で、陰ではいろいろと気遣いしているようだが、何かが起こらないとそれはわからない。

都築先生
青潟大学附属中学養護教師。二十代前半。
仕事よりもプライベート優先主義。ひそかに更科基と何かがあるらしいが、いろいろと差し障りがあるため現段階では明らかになっていない。

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