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〜青潟大学附属シリーズ・二次創作小説〜
芙蓉 雅作
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 ──今度の日曜日、南蛮漬けとデート!?
『わたし、残念ながらジャンケンで負けてしまったのよ。だから先攻は難波くん。当たり前のことだけど、デート代は全部あっち持ちだから、心おきなく食べたいものなんでも食べて、思いっきり浪費させてやったらいいのよ』
 近江さんはそんなふうに言ったけど、正直いってあたし、一体どうしたらいいの!?っていうのが本音だった。あたしとしては、これからもあいつとはツンケンした関係でいるのがベストだと思っている。そして近江さんとはちょっと濃い〔?〕女同士の友情を保てればなあと……でも突然デートってことになると、何がなんでも白黒はっきりさせるぜゼブラっていう、そんな展開になりそうな気がしてならない。それにあたし、本当の意味できちんとしたデートなんかするの、これが初めてだ。
「……日曜日、何着てこうかな」
 何しろ今日は金曜の夜。これでもし相手が南雲くんだとでもいうんなら、明日デパートにでもいってオニューのワンピースとか買うんだけどな。それもとびっきり可愛いやつ。でも相手が難波じゃあ……はっきり言って、めちゃダサい芋ジャージの上下で十分って、なんかそんな気にしかなれない。
「なんか、あんまり可愛いの着てくと、はりきってるって思われそうで嫌だしな。まあ無難なところでこれとかこれとか……」
 あたしは自分の部屋でぶつぶつ独り言を呟きながら、クローゼットの中から洋服をとりだし、鏡の前で試着していった。結局、二時間もそんなふうにして部屋中を服だらけにしたあと、膝丈のチェニックのスカートと、ブラウスにベストっていう格好に落ち着いた。あとはこれに寒さ対策として、厚手のストッキングでもはけば、それでいいや。




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