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〜青潟大学附属シリーズ・二次創作小説〜
芙蓉 雅作
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──おーい、冗談だろう?
すぐ隣のほうから、あいつがシャワーを浴びている音が聞こえる。そういえば前に見たエロビデオにこういうのがあったっけなあ。美人で巨乳のAV女優がシャワーを浴びてると、いかにもやらしげなAV男優がそこに入ってきておっぱいもみもみってやつ。 一瞬、自分もすっぽんぽんになってバスルームに入っていってやろうかとも思ったけど、ギャグにしかならなさそうなので、やめることにした。
第一、あいつがバスタオル姿でベットに横になったとして……俺は一体なにをどうすればいいんだ? 一応、コンドームは一個だけ持っている。中二の時、保健体育の授業で配られた奴。でも先生は避妊の大切さについては教えてくれたけど、いつどのタイミングでコンドームをつけるべきなのかは教えてくれなかった。
もし仮に今ここで、トレーナーもジーンズも脱いでコンドーさんをペニスに装着するとする。でもその格好でベットでスタンバってるのって、なんか馬鹿みたいじゃねえか? かといって、そのあと服を着るっていうのも……。
シャワーの音が消えた。きゅっと蛇口を閉める音が響く。あわわわわ……結局何もしてねえじゃん、俺。
あいつの裸見て鼻血でたらどうしようなんて、くだらないことを心配しつつ、俺は室内を右往左往した。体のほうはしっかり反応しちゃってるけど、いまひとつうまくやる自信に欠けた。
「あんたも、シャワー浴びる?」
霧島の奴は完全完璧に可愛かった。濡れそぼった髪が、むきだしの肩に垂れていて……白いバスタオルからのびるその足ったらOh,No! はっきり言って悩殺ものだった。
「う……うん」
霧島の奴が、ベットに座っている俺の隣にぴったりと腰掛ける。マジでヤバい。これでやるなというほうがどうかしている。
「あんた、キスとかってしたことあるの?」
俺はそれには答えなかった。したことはなかったけど、今やればいいだけだとそう思った。ところが……。
──ピロピロピロ……。
霧島の奴の鞄の中から、携帯の鳴る音がした。あいつは立ち上がると、バックの中からそれを取りだしている。
「はい。ああ、キヨさん?……うん、全然大丈夫だよ。うん、みりん買って帰ればいいの? 他になんか切らしてるものある?……うん。はあい。了解しました」
あいつは電話を切ると、鞄の中にそれを戻し、何故かバスルームへと再び戻っていった。二三分で元の服に着替えてそこからでてくる。
「悪いけどあたし、みりん買って帰らなきゃ。残り時間はひとりで少しのんびりしていきなよ。それじゃあね」
そそくさとコートを着て部屋をでていく霧島。
「おい……」
思わず呼びかけるけど、もう遅い。あいつは何ごともなかったような顔をして、俺を置いてきぼりにした。